こんにちは。
前回のブログで、勇気を出してアイランドタワークリニックの無料カウンセリングに行った話を書きました。

記事の通り、非常に親身になったアドバイスをくれたため、その日にアイランドタワークリニックでの手術日程を決めています。
緊張する手術ですが、私がここまでたどり着くまで、本当に早い道のりでした。
- 2018年3月7日…自毛植毛を決意、WEB申し込みする
- 2018年3月8日…無料カウンセリングを受ける
- 2018年3月15日…自毛植毛手術を受ける
決意してから僅か1週間程度でここまで来ました。
やってみた実感として、自毛植毛はすぐに人生を好転させる最高の治療法です。迷っている方には気軽にカウンセリングのWEB申し込みしてみてほしいです。

手術当日!!その前に…、スタッフの方のフォローが素晴らしかった。
早速手術当日のことについて書いていきたいのですが、その前に「アイランドタワークリニックの、手術日までのフォロー」について書いていきたいと思います。
いろんな不安とか疑問点があると思うのですが、担当してくれたアドバイザーの方が数日前に数回連絡して、いろいろ質問とか聞いてくれるんですよね。
まずは手術4日前に、
- 頭金振込のお礼
- 体調の確認
- 疑問点はないか
- 血液検査が異常なしだったこと
の確認電話をもらいました。
私はけっこう頭痛持ちなので頭痛薬を飲むことが多いのですが、それを当日に飲んでいても大丈夫なのか……という質問だけをしました。OKだということです。
「血液を固まりにくくする」薬はNGのようです。(自毛植毛手術は多少出血するため)
もちろん要確認ですが、基本的にはお薬は何も気にせず飲んでOKらしいですよ。
ここのタイミングで、料金のことや手術について不安なところを何でも聞くことができて、安心して手術日を迎えられたことは大きかったです。
あれだけ何年も悩んでいた自毛植毛の当日がいよいよ……という状況ですし、もちろん緊張しますよね。後でいろいろと疑問も出てくると思うのですが、手術日までにしっかりとアドバイザーから連絡があるので安心してください。
手術当日、9:50にアイランドタワークリニック大阪院に到着
朝の9時50分の時間厳守、ということなので少し早起きしてアイランドタワークリニック大阪院へ。
遠方の方なんかは前日から宿泊して当日を迎えましょう。
無料カウンセリングのときと同じ待合室に通されます。やっぱり手術当日もプライバシーが完全でした。
本当に、最後まで誰に見られることもなかった……。
待合室で体験者のビデオが見れるのって本当にいいですよね。私も今からの手術の不安がなくなりました。
早速、着替えから。
クリニックに着いたらすぐに手術のための服に着替えます。ロッカーのカギを渡してもらえるので、上着や貴重品はこのロッカーに全て入れておきます。
手前に置いてある服に着替えました。上半身は素肌の上から直接着ます。ゆるいリラックスできる服でした。
着替えたら、このボタンを押して看護師さんが来てくれるのをソファで待機します。
ネックレスやメガネ、コンタクトなどは外しておきます。
スリッパは靴下を履いても裸足でもOKみたいですが、できる限り力を抜いて手術を受ければ一瞬で終わった気持ちになれるので、裸足がオススメです。
ドクターと手術直前の最終確認
そしてここで初めて、担当してくれるドクターと対面します。
20~30分みっちり、ドクターの説明からこちらの質疑応答まで、大きな部屋で1対1でトコトン話し合うことができます。
私はもうこの段階では手術の不安はほとんど消えていたような状態でした。
この資料に沿って丁寧に解説してくれました。
この時にドクターから、この日の手術後のことから日常生活で気をつけることに至るまで、本当に様々なアドバイスを受けることができました。
この手術前の最終確認で伝えてもらったことは、以下の記事でまとめています。私のために、「M字部分がハゲる理由は何か?」を詳しく解説してもらいましたよ。

非常に丁寧な解説を受けた後、いよいよグラフト数を決定します。
ドクターとの相談の結果、1000株(グラフト)の自毛植毛に決定
私は無料カウンセリングの時にはアドバイザーの方に、
「このM字部分の手術なら、800~1000株(グラフト)。詳細はドクターと相談」
と伝えられていたので、この後の手術の具体的な株数をドクターと相談しました。
以下の写真で言うと、青い部分にも植えてより自然で密度の高い仕上がりにするなら1000株(グラフト)がオススメだということです。
800株にするか、1000株にするかというポイントは非常に重要ですし、料金も20万円ほども変わる大きな決断になります。
なので私はいろいろと疑問点をドクターに聞いてみることにしました。
M字だけに1000株は多くないですか?
私としては、アイランドタワークリニックの公式サイトや他のサイトでの情報収集している限りでは「自分の場合、だいたい600株くらいでいいのでは?」と考えていたことがあります。
そこで無料カウンセリングで「この状況だと800~1000株が理想です」と伝えられたので、考えているよりも多めの株数なんですよ。
なのでドクターにはまず、
「M字部分のみで800~1000株というのは多すぎたりしませんか?」
という疑問をぶつけました。
ドクターの答えは以下の通りです。
M字部分のみですが、そもそも自毛植毛って、1平方cmに40~50株ほどしか移植できません。通常は1平方cmに100株ほどありますので、密度はどうしても限界があります。
もし600株ほどですと、M字の片方に300株程になりますよね。
薄くなっている面積から考えると、300株では密度に満足しない可能性が高いので、片方に400~500株は植毛した方が無難だと思います。
ドクターが言うには、下の画像の赤い囲みの片方に300株だと、かなり密度に限界がでてくると思う…ということでした。
特に私はまだギリギリ20代で他の場所の髪の密度が濃いため、M字部分もある密度を高めてあげたほうがよい、とのこと。
だから、片方に400~500株は欲しいということでした。
自毛植毛は一度の手術では、1平方cmに40~50株と、自然な髪よりも密度が半分ほどしか植えることができません。これ以上植えると、栄養を取り合って正しく育っていかないからです。
600株だとすると、1平方cmにその40~50株すら植毛できない可能性もあるので、800から1000をやっておいた方がよいという話でした。
「密度が半分なんてイヤだ!自然な髪くらいの密度で植毛してよ!」
と思うのですが、実際はそれくらいの密度があれば全く違和感ないようです。
また、本当に更なる密度がほしかった場合は、期間を置いてもう一度手術すれば密度が高まるようです。私はできれば二度と植毛手術はしたくないのですが、気になる方は2回目の手術で解決できますよ。
ドクターのお話では、どうやら自毛植毛の1番の失敗って、「密度が少なすぎた」というものらしいんです。いくらしっかり髪が生えてきていても、密度が薄かったらほぼ無意味ですよね。
これも手術前の私の写真ですが、このM字部分の毛は密度が低すぎて無意味です。でも、植毛して生えてきたけどこの程度の密度しかなかった、ということはよくあるらしいんです。
だから、密度に多少こだわって考えたほうがいいみたいです。
今後もっと薄毛が進行したとき、M字だけ濃くて変にならないですか?
私は無料カウンセリングが終わったときから徐々に、
「どうせやるなら1000株やって、後悔なく自毛植毛を終えたい」
と考えていたこともあり、ドクターの説明により1000株を決断しようとしていたところでした。
しかし一つの不安点として、
「今後、M字ハゲが徐々に進んでいった時、植毛部分だけが濃すぎて不自然にならない?」
というものがありました。
今後も年齢に伴ってM字部分は徐々に薄くなってくると思うので、もしM字に1000株植えていたらそこだけ離れ小島みたいになってこないか!?という不安です。
植えた部分だけフサフサで、それより他はスカスカ……なんて本当に怖いですよね。
それに対してもドクターは以下のように答えてくれました。
インターネットでよく書かれていることは知っていますが、「植毛した場所が濃すぎて困った」という事例はほぼないですよ。むしろ、薄くて困るんです。
M字部分で1000株程度だったら、「後々その部分だけ密度の高さが目立って変になった」ということはほぼ考えられません。
……と、以上のように質問にいろいろと答えてもらい私も納得しましたので、後悔のないように1000株の手術をお願いすることにしました。
株(グラフト)数が決まった後、最後のデザインプランニング
そして、移植部分や割合の最終確認です。
自毛植毛する部分のデザインを確定してもらいます。
左側が本日に刈り上げる範囲。
後頭部を刈り上げ、その刈り上げた部分から健康な毛根を採取し、M字部分に移植していきます。
そして、最初は中心ラインから左右に均等に500株ずつでOKだと言われていたのですが、私の方から「自分では、M字の左側の方が気になるのですが…」と伝えると、
「ありがとうございます。ご本人の感覚が1番正しいので助かります」
と言って左550と右450に調整をしてくれました。
これで、具体的な手術内容が確定しました。
詳細が決定したあとは、移植部分にラインを書いてもらいます。
これがデザインプランニングの最も大切なところですね。
しっかりマーキングしてもらい、その範囲に1000株(グラフト)植毛してもらいます。
薄い部分だけでなく、少し上の髪がまだ生えている部分にもマーキングが入ってますよね。この部分にも応援として(?)植えた方が自然になるようです。
私を担当してくれたドクターはとても親身で、デザインプランニングが終わった後も、
「◯◯さんは若いけど、もう二度と植毛手術なんかやりたくないですよね。だから日常生活はこう過ごして〜〜」
といったアドバイスを丁寧にしてくれました。
しかも、ドクター自身も15年ほど前に自毛植毛を経験していることを教えてくれたのですが、全く自然でフサフサな髪の毛でした。
無料カウンセリングのときに一度案内してくれた男性も、ウェブサイトに植毛経験者として載っていた方だったので、ドクター含めてアイランドタワークリニックのスタッフの方はほとんど自毛植毛経験者かも?と思っています。
経験者の方だと安心感が違いますよね。私は一気に心強く感じてしまいました。
手術に入る前に、手術料金を決済します。
このタイミングで、料金の全額の決済をします。
1000株の自毛植毛プラスヘアシート代から『3月トライアルプラン』の料金が引かれて、合計額は¥1,134,000でした。ギリギリ貯金で全部払える額に収まりました。
私はカード決済を選択していたので、頭金で事前に振り込んでいた20万円以外の残金をここでカード決済しました。
結構な金額ですが、やはり今となっては「植毛してよかった」という気持ちが強いです。
手術の前にトイレ休憩へ…
私だけかもしれませんが、結構気が小さいところがあるので、手術前にトイレ休憩に行きました。
手術直前の自分を撮りました。この頃にはほとんど不安はなく、「今から人生を変えられるんだ!」という気持ちにワクワクしていました。
手術中に中断してトイレに行ってもいいみたいですが、今振り返ると「手術前にトイレに行っておいてよかった」と痛感します。
というのも、手術は1000株で約5時間かかるのですが、その間は睡眠導入剤や麻酔のお陰で、ほんの数分で終わったような感覚になります。痛みも感じません。
そんな中で、手術を中断してトイレに行くとなると、意識も少しフラフラしているし、何より痛みも戻ってきそうで厄介です。
「気付いたら終わってたよ〜」というような手術にするため、必ず事前にトイレは済ました方がいいと思います。
いよいよ、5時間ほどの自毛植毛手術が開始されます
ここでいよいよ、手術室に入って治療を開始します。当然、スマホなどは預けるので写真は取れませんでした。
手術前にまず、睡眠導入剤など2種類ほど?のお薬を飲みました。これにより、眠ったりボ〜っとした状態で手術を受けることができ、痛みも感じなくなりました。
その後、まず最初に移植する毛根を採取するために後頭部を刈り上げます。
実際の写真ですが、M字部分だけの手術でもこれだけの範囲を刈り上げるんです。
私の場合、この範囲から1000株採取して、M字部分に植えていきます。広い範囲から採取しないと、一部だけ毛根が無くなって自然な仕上がりにならないんですね。
そして、そこから実際に毛根を採取してくれます。その際に麻酔の注射、筋肉注射などをされるのですが、ちょっとチクッとするだけで、別に取り立てて痛くはありません。
私も手術を受ける前からネットで情報収集してましたが、「痛くなかった」という声から「とても痛かった」という声まで様々でした。
私はチクッとした程度で痛くなかったのですが、このへんは個人差だと思います。インフルエンザの予防接種くらいの痛さでしょうか。
そして……、実際に刈り上げた後頭部から、毛根を1000株採取してくれます。
毛根を採取してもらった後の後頭部の写真です。ブツブツと血が出て少し気持ち悪いかもしれません。苦手な方はごめんなさい。
プツプツと赤い点がありますね。このように目立たないように、まんべんなく1000株を採取してくれます。
実感としては、
「なんか後頭部をプチプチ触られてるな〜」
という程度で、意識もボーッとしててあんまり覚えていません……。
そして、採取した毛根を、いよいよM字部分に植え付けてもらいます。
これが、M字部分に植毛した直後の写真です。
綺麗にプラン通りに植えてくれました。後頭部からこちらに毛根を持ってきたわけですね。
M字部分を植えてもらっている感覚としても、意識がボーッとしてて、目の前のテレビを見ていたこと以外は何も覚えていません。テレビはず〜っとイルカが泳いでいる映像が流れてました。
もちろん、痛みも全くありませんでした。麻酔や睡眠薬って凄いな……と思いました。
植毛手術終了。フラフラするので休憩室で一息
ウトウトフラフラしていると、やがて手術が終了しました。
手術室のすぐ隣の休憩室に戻るのですが、直後はまだ意識がボ〜っとしているのもあり、足元がフラつきます。なのでソファで休憩。
ドリンクとサンドウィッチを持ってきてくれます。私は毛根によさそうな野菜ジュースにしました。
サンドイッチを食べながらボヤ〜っと手術のことを考えていました。
「あれだけ何年も悩み続けたことが、今手術を終えたことで解決するんだ」
という実感をしみじみ感じていたと思います。
時計を見ると、手術開始から約5時間経過していて、夕方近くになっていました。
自分の体感では10~20分くらいだったと思います。薬の効きは絶妙で、自毛植毛は手術とはいえ何の苦痛もありませんでした。これが、「もっと早く受けておけば良かった」と感じた理由の一つです。
手術だからもっと大変なことだと思い、どうしても躊躇してしまっていたんですよね。
だから今から自毛植毛を検討する人も、ぜひ安心してほしいです。
この辺の記憶はほとんどありません。ボケ〜っとしてたら手術が終わっていた感じで、保存していた写真を見て後から思い出した…という程度です。
これは事前に注意されることですが、いくら家が近くてもバイクや自動車で来院するのは絶対に辞めるべきです。
特に不快感や支障はないのですが、手術した日は、微妙にフラついたりボケ〜っとする時が増えます。運転すると人をはねたり事故を起こしかねません。
頭には包帯がまかれていました。
今日はクリニックから徒歩1分のホテルに泊まり、翌日の朝に包帯を外しに再度来院する予定です。
痛み止めなどをもらって、ホテルに帰宅します
あれだけ悩み抜き、意を決して受けた自毛植毛手術が順調に終わりました。手術直後は全く違和感なく、ホッとした安心感のみがありました。
- これからは違う人生を歩むぞ!
- 自毛植毛手術、勇気をだして良かった!
- ドクターやスタッフの方への感謝の気持ち
などをずっと考えていました。今後の人生をもっともっと楽しいものにしたいです。
待合室で少し待った後、お薬をもらいます。
私がもらったお薬は、
- 抗生物質(手術跡の細菌感染を防止)
- 胃腸薬(ナゼ胃腸薬か忘れました)
- 鎮痛剤(痛み止め)
の3種類でした。
鎮痛剤は痛くなった時だけ、他の2種類は朝と夜に一つずつ2日分飲めばOKです。
そしてアドバイザーの方にエレベーターを見送られながらホテルに向かい、緊張の手術日を無事に終えることができました。
自毛植毛の手術は一瞬で終わります
長文の記事となりましたが、アイランドタワークリニックでの手術の全てをお分かりいただけたと思います。実感としても手術日は一瞬で終わりました。
思い切ってWEB申し込みしてから一週間で悩みを解決する大きな仕事を終えることができた気分で、非常に清々しい気持ちでホテルに戻ることができました。
もし私のように、何年も真剣にお悩みの方がいらっしゃったら、ぜひ勇気を出して自毛植毛手術を受けてほしいなと思っています!

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