こんにちは!潤一です!
自毛植毛について調べ始めたあなた、「ショックロス」とか「暗黒期」なんて言葉をネットで目にしたことがあるのではないでしょうか。
第一印象からよくない響きで、非常に怖い印象のあるワードですよね。
ショックロスをわかり易い言葉で言うと、自毛植毛後に起こる一時的脱毛のことです。髪の密度を増やすための自毛植毛のはずが、一時的には脱毛しちゃうんですよね。
しかし正確な知識を持っていれば、ショックロスは全く怖くありません。今回はそのことについて私の経験を踏まえつつ解説していきましょう。
ショックロス(暗黒期)はいつ起こるのか?
薄毛の悩みを解決するために受けた、自毛植毛手術。しかし逆に、一旦は既存の髪もパラパラと抜けていってしまいます。
以下は、私が施術を受けたアイランドタワークリニックの資料です。
術後経過の図ですが、赤枠で囲った術後2~4週間に起こる一時的脱毛こそ、ショックロスのことですね。
手術後、約2週目〜4週目に多くみられる症状です。移植された毛が新たに生え変わる為に一時的に脱落する現象の事を言います。元の頭皮から切除されたことで、毛包が休止期に入ってしまうために起こる現象です。
上記はアイランドタワークリニックの説明です。やはり個人差はあれど、2~4週間後には徐々に抜け毛が出ることは想定されているわけですね。
このショックロス、実は既存の髪の毛が抜けてしまいます。つまり、移植部近くで、まだ薄くなっていなかった髪の毛までも抜けてしまうのです。これこそ、「暗黒期」なんて呼ばれるツライ時期として有名になる理由です。
正確な原因は不明
「なんで元気な髪の毛まで抜けてしまうの?」という疑問は当然持ちますが、今のところ詳しい原因は不明です。
ショックロスの原因は何ですか?
手術後の組織の炎症反応や、手術の際の局所麻酔の影響などが、原因ではないかと言われていますが、はっきりした原因はまだわかっていません。
ショックロス(暗黒期)の後、しっかり髪は生えてくるのか?
問題はココですよね。ショックロス後にフサフサと髪が生えてくるならば、何の問題もありません。
その点に関しては、完全に安心してもらってOKです。
一時的脱落が起こっても、髪を作り出す細胞は頭皮内にしっかりと生着しておりますので、術後約4ヶ月ほどが過ぎれば、移植毛は再度成長期に入り新しい毛髪が生え始めます。
ショックロスで抜けた髪は生えてきませんか?
一時的な抜け毛の増加です、毛根組織元通り残っていますので(損傷されていませんので)、かならず元通り髪が生えてきます。
こちらに関しては、私も手術直前に、ドクターにしっかりと説明してもらいました。
個人差はありますが、4週間後程に一時的に髪が薄くなったような印象を受けることがありますよ。
さらに、1000人に1人ほどの割合で、目立つほどに抜ける方もいるようです。
読みにくくて申し訳ありませんが、既存毛が抜ける可能性も資料を読みながら説明してくれましたよ。
ドクターも仰っていましたが、
- 大量に抜けるわけではない
- 手術前よりも目立って少なくなることはない
という理由から、ショックロスで困るほどの事態になる人はほとんどいないようです。実際、私もショックロスは全く気になりませんでした。
術後の髪の量を書いたグラフが以下です。
手術後1ヶ月は、術前より多少は毛量が少なく感じるようですね。やはりバッチリ自毛植毛の効果がでてくるのは5~6ヶ月後だと考えたほうがいいでしょう。
このあたりは、実際の症例を以下のまとめでご覧いただきたいと思います。半年あたりで劇的に変わり始めているのが分かります。

移植した毛髪も抜けます!(一時的脱毛)
ここで注意しなければならないことは、「移植した太い毛も抜けますよ!」ということ。
例えば、私のようにM字部分に自毛植毛すれば、以下のようにチクチク短い毛が生えることになるんです。
少し見苦しくて申し訳ないのですが、この短いチクチクした毛があることで、「ああ、しっかり植毛できたんだな」なんて安心してしまいます。
しかし、移植したこの毛も、早々と抜けるので注意しましょう。
この件に関しては、以下でアイランドタワークリニックのドクターが解説してくれています。
移植毛の脱落の部分から再生されます。よく聞いてくださいね。
頭皮の内部の細胞は無事なので、心配する必要ありません。
ショックロスは全員に起こるわけではない
このショックロス、ほとんど症例でのインタビューなどでもあまり語られることはありません。実際、私自身もショックロスなんて意識したことも、気付いたこともありません。
それもそのはず、ショックロスが起こる人は20%程と言われています。
ショックロスの症状は、簡単に説明すると「植毛した毛の周囲に元々生えていた毛が抜けてしまう」というものです。手術から1~2ヶ月後に起きることが多く、自毛植毛を受けた方の20%ほどに症状が現れます。
なので冷静に考えれば、これから自毛植毛を受ける人は、あまりショックロスを心配する必要はありません。
もともと80%の確率で心配ありませんし、もしショックロスが起こっても、目立つほどの心配はないんですよね。
私も手術日にドクターに質問してみましたが、ショックロスに関しては以下のように答えてくれました。
ショックロスが起こった場合、多ければ10%程の髪が失われると言われています。しかし、外見で明らかに分かるのは、約20%の髪が失われた場合。
なので多くの場合は心配ないと思います。
ドクターから説明を受けた手術当日の様子は、以下のブログを是非読んでみてくださいね。

ショックロスを過度に心配せず、安心して自毛植毛を!
結論としてはお分かりいただけたかと思いますが、「ショックロス」や「暗黒期」なんて全く気にする必要は無いと思っています。
仮に問題が起きたとしても、10~12ヶ月後にはフサフサな状態になっているからです。
私の場合は恵まれていたのでしょうか、ショックロスが起こるといわれる20%には入らず、スムーズに術後が進んでいます。
ぜひ、皆さんにもショックロス(暗黒期)なんて恐れることなく自毛植毛を気軽に受けて欲しいなと思っています。
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